ただ側にいて
私の手の届く範囲に・・・
ただ、黙って側にいてほしいと思うのはいけない事でしょうか?
イスカンダルまでの航海のとき
気になって、気になって仕方がなかったあなた。
年下かと思っていてのに、
ちょっぴりあなたのほうが年上だった・・・
仲間と無地邪気にじゃれあっいたとき
あなたの笑顔が忘れられなくて・・・
時々見つめてしまっていた。
あなたの想いが
私の想いと重なったとき、
赤く小さな星が目の前に現れた。
無事たどり着き、
私とのお付き合いを両親へ申し込んだあなたの横顔、
とっても凛々しくて、大人の顔をしていた。
あれから何度も同じ艦に乗り、
たくさんの仲間を失ってしまったけど・・・
あなたが一歩踏み出す瞬間まで、
ただ側にいたいだけ・・・
あなたの心が壊れないように、
そっと抱きしめられる場所に・・・